中国語力ゼロで中国留学してみた⑤(最終回)
こんにちは!トリ女のマミです。
今回は『中国語力ゼロで中国留学してみた④』の続編かつ最終回です。
留学後のトリ女キャリアをお伝えしつつ、下記中国留学の目的のうち、
- 中国語を習得(HSK6級取得)
- (キャリア含めた)自分探し
「(キャリア含めた)自分探し」はどうだったのかに迫りたいと思います。
下記前回の記事では、1つ目の目的「中国語を習得」の達成状況を書いてますので、ご興味ある方は読んでみてください。
はじめに
日英社内翻訳2年目だったトリ女28才。
キャリアに行き詰まりを感じて、2014年秋~2016年夏までの2年間、中国語力ゼロから北京留学しました。
目的は英語以外の武器を作ること(トリリンガル女子になること)、と今後のキャリアを含めた自分探しで、留学後は海外(香港やシンガポールなど)で英語・中国語を使って働く予定でした。
が、縁と運が重なり合って、北京で運命の出会いをしたトリ女は、キャリアかプライベートかの選択でプライベートを選び、留学終了後日本帰国することにしました。
とは言っても、投資もそれなりに大きかった中国留学。
トリリンガルキャリアを築きながら金銭的リターンも回収したい、
と思うのがトリ女の欲深い性(さが)。
下記に帰国後のキャリアをご説明します。
帰国後のキャリア
帰国当時トリ女のスペックは、東京外大英米科卒+30才+2回転職(英語講師と翻訳職)+2年間の中国留学経験有、という相当微妙な語学キャリア。
大企業で働くのはもちろん無理なので、中小企業でもベンチャー企業でも構わないので、英語・中国語を使って働きたい!ということで縁あったのが、とあるベンチャー企業(メーカー)。
貿易・商品企画部で、海外サプライヤー(主に中華圏)からの商品買付けや、商品開発を担当する、という職務内容だったはずが、なにせ社員が足りないベンチャー企業なので、大雑把に言うと海外に関するものすべてがトリ女の職務でした。
残業時間80時間近いときもあって業務量的に大変だったけど、その分通訳学校通ってた時より圧倒的な英語力の伸びを実感し、それが結果的に現職の日英社内通訳につながりました(中国語もたまに使いましたが、やはり英語がメインでした)。
ちなみに、通訳未経験のトリ女を採用してくれた現職の人事担当者に、その理由を聞いてみたことがあります。人材派遣会社から、通訳経験ある人を断ってトリ女を採用した、と聞いていたので。
「中国語は使わないけど、なんかいろいろアグレッシブそうだったから。」とのことでした。
前職のベンチャー企業同様、ビジネスがまだ安定せず、想定外の事態が急に発生する現職では、通訳も含めて語学使って何でもやります人員が欲しかったのかもしれません。
なので、年間売上数千億円企業の幹部と社長との1 on 1ミーティング通訳から、英語ネイティブ社員への座席表作成まで、求められる英語力に大きな大きな差はあるものの、通訳者として貴重な経験を積ませていただいてます。
あと、インバウンド需要に対応するため、たまーに中国語の翻訳業務もあります。
上記まとめると、中国留学の金銭的リターンはまだ回収できてませんが、帰国後英語キャリアが急にひらけました。
今は日英通訳の技術を向上させつつ、+αで中国語キャリアをどう構築するか(どうリターンを得るか)を模索しています。
「(キャリア含めた)自分探し」を今も継続中です。
おわりに
下記2記事でもお伝えしましたが、日本市場では英語に比べて中国語の需要は圧倒的に少なく、中国語だけを武器に、日本で労働条件の良い企業を見つけるのはなかなか難しそうです。
それでも中国語で生涯のキャリアを築くという熱いパッションを持って、リスク背負って中国留学するのであれば、もちろんトリ女は応援します!個性バンザイ!
一緒に中国語キャリアを模索していきましょう。
記事更新のはげみになりますので、
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番外編「留学中に中国語力の伸びをスピードアップさせる方法①」はこちらから。