トリ女道~トリリンガル女子のキャリアブログ~

日英通訳者の私が+αで中国語のキャリアを模索します

中国語力ゼロで中国留学してみた①

こんにちは!トリ女のマミです。

 

今回は、

・中国留学を検討されている方

を対象に、私の2年間の中国留学体験を5回に分けてお伝えしたいと思います。

 

特にトリ女のように仕事を辞めて留学する社会人にとって、

留学は時間的・費用的に大きな投資ですので、

私の体験が皆さんの有益な参考情報になれば幸いです。

はじめに

日英翻訳していた20代後半、

会社でのキャリアと英語キャリアに行き詰まりを感じたトリ女は、

トリリンガル女子(トリ女)を目指すべく中国留学に行くことにしました。

 

当時すでに2つの会社を経験し、

かつ留学後に30過ぎることを考えると、

帰国後かなりのハンデを負うことはある程度想定できましたが、

それでも自身の人生を変えるチャンスと中国に向かいました。

どうして中国?

私が中国留学を決めた2014年は、

領土問題、大気汚染(PM2.5)等で中国に対する印象があまり良くありませんでした。

実際中国留学のために退職すると会社に言うと、

人事担当者から「退職する本当の理由を教えてほしい」と言われたり、

退職後元同僚から「今何してるの?」と連絡が来たりと、

あまり信じてもらえなかったです。

 

そんな私が中国を留学先に選んだ理由は、

いろんな事が絡み合ったです。

 

会社・英語キャリアの行き詰まり、

父からの援助、中国の台頭が同時期に重なり、

人生の閉塞感を打開するため生活環境を一時的に変えてみようということで、

中国で中国語を学ぶことにしました。

学校選び

日本の約10倍の人口を抱える中国では、

言葉を統一するため「普通語」を公用語と定めています。

普通語は北京語がベースなので、

中国語(普通語)を学ぶには北京が最適な場所になってくるかと思います。

 

そこで下記に北京留学先で代表的な3大学を簡単に紹介します。

 

大学名にもあるように、語学習得を目的とした四年制大学。

言わずと知れた中国トップ大学の一つ。文系大学イメージあり。

日本での知名度は高くないが、中国トップ大学の一つ。理系大学イメージあり。

国家主席習近平氏の出身校。

 

どの大学も外国人留学生対象に半年~2年間の中国語プログラムを設けており、

かつ北京の西側「五道口」駅付近にあります(北京大学はやや遠めですが)。

 

北京語言大学と北京大学・清華大学の大きな違いは、

北京語言大学は外国人が言語を学びに留学する四年制大学なのに対し(大学全体で外国人が多い)、北京大学・清華大学は中国人学生のための四年制大学である点(大学全体で中国人が多い)です。

 

中国語の学習環境という点から、

北京大学と清華大学の大きな違いはないと思いますが、

日本帰国を考えると北京大学の方がネームバリューがあるくらいでしょうか。

清華大学に決めた理由

どの大学に行きたい!という強い希望もないトリ女は、

下記2点から清華大学にきめました。

  • 入学時に中国語のレベルを問われない(中国語力ゼロでも入学可)
  • 中国人大学生が多い(中国語に触れる環境がより多い)

一番の理由は中国語力ゼロでも入学できる点です。

北京大学は当時(2014年)語学留学希望者にも一定以上のレベルを求めていました。

その次に学習環境。学費はどの大学も大差なかったと記憶しています。

おわりに

2年間清華大学に留学する中、

北京語言大学、北京大学の日本人語学留学生とお会いする機会も多くありました。

結論から言うと、語学留学においてどの大学も大差ないです。

 

大学よりクラスメートが重要になるので、

縁とか運にお任せしながら、

たとえ微妙なクラスだったとしても、

気にせず勉強に集中する気持ちの切り替えが必要かもしれません。

 

ちなみにトリ女は、

最愛の夫に出会えたという意味で清華大学に大変感謝しています(もはや中国語関係なし)。やはり結局は縁とか運なのかなあと。

 

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続編の「中国語力ゼロで中国留学してみた②」はこちら。

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