トリ女道~トリリンガル女子のキャリアブログ~

日英通訳者の私が+αで中国語のキャリアを模索します

中国語力ゼロで中国留学してみた③

こんにちは!トリ女のマミです。

「中国語力ゼロで中国留学行ってみた②」の続編になります。

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はじめに

今回は北京生活2年目(2015年秋~2016年夏)の、

トリ女が日本帰国するまでを語ります。

 

北京1年目終了時の状況は、

北京留学半年でHSK6級に合格したものの、

現地の中国人の言っていることも分からなければ、

自分の言いたいことを流暢に言うこともできず。

 

そこで北京留学2年目は、清華大学に通いつつ、

リスニング力・スピーキング力アップのため、

インターンなど学外活動に積極的に取り組むことにしました。

学生生活(2年目)

3学期目は、清華大学の授業のほか、

学外の授業・Skype中国語会話・中国人大学生への日本語教師で、

中国人ネイティブとの交流回数を意識的に増やす。

クラスメート(留学生)との英語での交流を避ける。

 

4学期目は、中国企業2社でインターンしていたため、

清華大学の授業は成績がもらえる最低限の出席に。

幸い先生からの理解もあり、特に問題なし。

中国語力(2年目)

留学2年目で取得したのは下記3資格。

  • 2016年 HSKK(HSKのスピーキングテスト)高級(最上級)取得
  • 2016年 中国語検定準1級合格
  • 2016年 International Chinese Language Teacher資格取得

ちなみに要求される中国語力が1番高いのは、

International Chinese Language Teacher資格だった。

 

中国語版日本語教師資格で、

中国語ネイティブが非ネイティブに中国語を教える資格のため、

中国語の歴史や第2言語習得などの理論面も、

すべて中国人大学講師による、中国語での授業。

おまけに私以外全員ネイティブ(中国人)。

 

とは言いつつも、

もちろん教科書は読めるし(漢字バンザイ!)、

言語学を多少大学で学んだし(母校東京外大、お世話になりました!)

トリ女自身も外国語学習に苦戦してきたし、

ということで、

専門用語テンコ盛りだけど、

講師の中国語が意外と分かるトリ女でした。

 

語学教育にもともと関心高かったことも、

モチベーション高く授業に参加できた一要因かもしれません。

 

おそらく同様の理由で、中国企業で下記インターンしてましたが、

  • 翻訳(同僚・上司はもちろんネイティブ)
  • 日本語教師(日本語勉強歴ほぼゼロのネイティブ会社経営夫妻)

「中国語が分からなくてコミュニケーション全然取れない!」

っていう事態にはほとんど遭遇せず、縁と運にも恵まれて、

聞き取れないと繰り返し言ってもらえるので助かりました。

 

資格以外の中国語力としては、

得意分野なら仕事もなんとかできる中国語力

が2年間の留学で習得したと言えると思います。

これにはチャレンジ精神も重要になるかと。

 

当時留学生(無職)のトリ女は、

みんなが取れる資格以外の結果を出すべく、

とにかく何でもチャレンジして実績を出したかった。

そういう状況が背中を押してくれたのかもしれません。

北京生活(2年目)

 「学生生活」と「中国語力」で書ききってしまった感あるのですが、

贅沢な感想を言わせていただくと、

2年目の留学生生活は結構飽きてくる。

 

中国語力が高い2年目の方が、

インターンなどできることが増えて、

ネイティブとの交流範囲が広がるのですが、

結局は学生なので気楽な分、

仕事で得られる成長や達成感はあまりないんです。

 

そういう意味では、実際チャンスがあったか不明ですが、

  • 1年目:中国語猛勉強
  • 2年目:上海など(北京以外)で働く

方が、1年目、2年目ともにより刺激的な生活を楽しめたかもしれません。

おわりに

今回でトリ女の2年間の北京留学はおしまいになります。

 

留学の目的は人それぞれですが、特にトリ女のように、

社会人が仕事辞めて語学留学するメリットはあるのか、

という疑問は、皆さま大なり小なり抱かれると思います。

 

次回は帰国後の状況含めて、

上記疑問にトリ女なりにお答え出来ればと思います。

 

北京でMBA留学される方にお会いする機会が多々ありました。

ご興味ある方は読んでみてください。

 

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